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32. 鎖樋のメンテナンスガイド

rain chain

メンテナンスの必要性

鎖樋は雨水を効率的に地面に導くために設計されていますが、雨や風といった自然の要素に常に晒されています。特に、鎖樋の周囲に樹木が存在する場合、落ち葉や花びらが流れ込み詰まりを引き起こすことがあります。これを防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。

 

 

メンテナンスの頻度

環境により異なりますが、通常は年に1回以上のメンテナンスを推奨します。近くに高い樹木がある場合は、詰まりが発生しやすいため、より頻繁なチェックが必要です。

 

 

メンテナンスの具体的な内容

 

1.ステンレス集水器のチェックと清掃

鎖樋と横樋の接続部にあるステンレス集水器をチェックし、詰まりを除去します。高所での作業は特に安全に注意しましょう。こちらの写真はメンテナンス直前の様子です。

 

 

2.鎖樋の清掃

鎖樋本体の異物を細い棒で取り除き、可能であれば鎖樋を取り外して徹底的に清掃します。表面の砂埃や汚れは濡れ布巾で拭き取ってください。

 

 

3.錘との固定状態の確認

鎖樋が錘や地面にしっかりと固定されているかを確認し、緩んでいる場合は修理または交換を行います。

 

4.排水路の確認

地面の配管や排水路に詰まりがないかを確認し、清掃が必要な場合は行います。

 

 

 

メンテナンスの頻度を減らす方法

鎖樋に異物が流れ込むのを防ぐため、鎖樋の入口に網を設置することが効果的です。これにより大きな異物の侵入を防ぎ、メンテナンスの手間を減らすことができます。

 

まとめ

瀬尾製作所の鎖樋は適切なメンテナンスを通じてその美しさと機能を長期にわたり維持することができます。定期的なチェックと適切なメンテナンスを行うことで、鎖樋は美しい水の流れを保ち、建物の美観を高めます。定期的なメンテナンスを行い、鎖樋の機能を最大限に活用しましょう。