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鎖樋の素材選び

鎖樋には様々な素材が使われています。プラスチック製のものもありますが、予算に余裕があり、高級感や耐久性を考えた場合には金属素材が最適です。金属では銅、ステンレスなどの屋外に置いて雨水に晒されても劣化の少ない耐久性の高い金属が使われます。

 

それぞれの素材には特徴があります。銅は古くから屋根や雨樋に使われていた金属で、経年変化があることが大きな特徴です。寺院や旅館などに銅板で作った屋根が葺かれていることがありますが、長い年月を経て青みがかった深みのある素晴らしい色へと変化した風格のある屋根を見かけることがあります。この色は緑青と呼ばれる酸化銅の一種で、保護膜となり内部の腐食を防ぐ効果があります。

 

ステンレスはフォーク、スプーンの日用品でも使われているなじみ深い素材で、鉄、クロム、ニッケルを混ぜた合金です。鉄が混じっていると錆びるのではと思われますが、合金にすることによって、不働態被膜と呼ばれる強固な保護膜を形成し錆の発生を防いでいます。配合を変えることで特長も変わってくるため、ステンレスと一括りにされた合金ですが、SUS304、303、403と呼ばれる、それぞれに特長を持つステンレスが開発されています。

 

瀬尾製作所では主にステンレス(SUS304)および銅を使い鎖樋の製作を行っています。

※TOPの写真はSUS304で製作している鎖樋の竹です。