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降水量から見た鎖樋の選び方

降水量とは、蒸発や排水などで水が逃げていかない前提で一定の時間内に降り積もる雨水の量を指します。

毎日のニュースで流れる天気予報で「10mm/h」などの雨量が示されると思いますが、この場合1時間の間に地表面に10mmの水が降り積もる雨の強さを指します。つまり100mm/hだと10㎝の水が1時間に溜まるほどの雨の強度ということですね。

 

また、降雨量と降水量がありますが若干違いがあり、降雨量は純粋に雨水のみの量を表し、降水量は雨水の他に雪やあられ、雹を含めて降り積もった水の量を指します。

近年は強い雨が降る機会も全国的に増えてきており、地域に合わせた適切な最大降水量を見積もりそれに沿って屋根に流れる雨水が問題なく処理できるように考える必要があります。

雨の強度の他に大切な要素として屋根面積があります。屋根面積が大きいと排水しなければいけない水量が増えてそれに関わる樋に必要な排水能力も上がっていきます。排水しなければいけない水の量を表す公式として、

 

「屋根面積(㎡)」 × 「降水量(mm/h)」 = 建物に降り積もる水量(ℓ)

 

という計算ができます。

さっと屋根に累積する水量を計算するときに使う考え方ですが、1㎡に10mm/hの雨が降ると10ℓ、100mmの雨が降ると100ℓと考えられるので、それに屋根面積をかけると簡単に屋根に降り積もる水量を見積もることができます。

 

また、屋根面積ですが建物を真上から見た面積を「投射屋根面積」と呼び、正確には投射屋根面積に降水量を掛け算すると正しい水量を計算することができます。