よくあるご質問FAQ

Q 1.横引きドレンと鎖樋の取り付け方法を教えてください

以下の記事をご覧ください

横引きドレンと鎖樋の取り付けについて

Q 2.ルーフドレンへの鎖樋(筒の場合)の取り付け方法を教えてください

Q 3.筒、竹、玉、色采を短くする方法を教えてください

鎖樋をご注文の際は必要な長さを計測のうえ、長さに余裕をもってご注文されることをお勧めしております。

購入された鎖樋が長すぎる場合は硬線カッターなどで適正な長さにカットしてご使用ください。

短くする方法は以下のとおりです。

 

 

 

①取り外したい鎖樋(a)のすぐ上のステンレス芯棒をカットします

 

 

 

 

 

 

②(b)の内部に残っているカットしたステンレス芯棒を取り去ります

Q 4.筒、竹、玉、色采の追加連結方法を教えてください

当社の鎖樋は基本的にご注文ごとに長さを確認の上で専用の工具を使って組み立てて出荷しています。出荷後、現場で長さ調整として短くすることは比較的簡単ですが、長くすることは容易ではありません。そのため必要となる長さをよく確認の上、長さに余裕をもってご注文いただくことをおすすめしておりますが、どうしても注文後に調整が必要なケースがまれにありますので、お問合せがある「筒」、「竹」、「玉」、「色采」(筒L、玉Lも同様)において設置後の連結方法をご説明いたします。

 

「筒」、「竹」、「玉」、「色采」は大きくわけて3パーツで構成されています。断面図の①ステン芯棒、②中子、③本体カバーになります。図は3パーツを組み合わせた「筒」単体の断面図ですが、「竹」、「玉」、「色采」も同じ形で構成されています。ステン芯棒は片側だけ専用のネジで止められるようになっており、ステン芯棒を使って個々の「筒」を繋げていくことで注文毎の長さの鎖樋が作られています。

 

鎖樋は長い年月の間、風雨に晒されますのでネジを締めた後に振動などで外れないようにする必要があります。ステン芯棒は直径3mm(ネジ仕様:M3)のネジが先端から7mm程度つけられていますが、そちらに専用のネジを締め込むことによって先端に1mm程度、ステン芯棒の先端が出っ張るように作られています。これは、ネジをステン芯棒へ締めて繋げた後に出っ張った部分を工具で潰すことによってネジのゆるみを防止し鎖樋が外れないようにするためのものです。

 

当社では組み立ての時に全ての連結したステン芯棒の先端を専用の工具で潰して外れないようにしていますが、現場で作業するときには以下の手順で鎖樋を繋げた後にステン芯棒の先端を必ず潰し、ネジが回らないように加工してください。

 

 

① 連結先の鎖樋の本体カバーを引き上げる

 

取り付け先鎖樋の一番下端、鎖樋の本体カバーを引き上げて、中子が見えるようにする。

② 追加で連結する鎖樋のステン芯棒のネジを外す

 

追加する鎖樋の上端に付いているステン芯棒のネジを外す。

③ 中子の下から中央の穴へステン芯棒を通して引き上げ、ステン芯棒にネジを締め込む

 

写真のように1mm程度の先端が見えるようにする。

④ ステン芯棒の先をラジオペンチで潰す

締め込んだネジを潰すのではなく、先端に1mm程度出ているステン芯棒の先端を潰すこと。

⑤ ネジが回って外れないことを確認

 

先端を潰した後に、締め込んだネジが回らないことを確認する。

⑥ 本体カバーを元通りに戻す

 

上にある断面図のようにステン芯棒が中子に固定されることを確認。

Q 5.製品サンプルについて

製品サンプルのページは「設計士様向け情報」へ移動しました

Q 6.竹や筒タイプに標準で付いてくる取付金具を落としこむ穴はどのくらいの大きさが良いでしょうか?

およそ45mm程度の穴を開けると丁度落としこむことができます。具体的な金具の寸法は図面情報をご確認ください。取り付け時の注意点として、樋との固定は取付金具の外周部で持たせるような形となるため、半丸タイプの軒樋では取付金具を使用できません。半丸タイプに取り付けるには設計上の検討が必要となりますので、ご注意お願いします。

Q 7.鎖樋はどのくらいの雨水を流せますか?

鎖樋が単位時間あたりに流すことのできる流量は設計情報に記載してありますので、ご確認ください。

Q 8.鎖樋の終端はどのように固定すれば良いでしょうか?

通常は弊社で販売している鎖樋専用の錘(おもり)をご利用いただいております。鎖樋直下の地面の状況にもよりますが、錘を使わない場合にはアンカーを打ち込んだ後に鎖樋とワイヤーで繋ぐ方法や、グレーチングにワイヤーを利用して鎖樋を繋ぐ方法などがあります。

・錘の取り付け方法はこちら

下端部のワイヤーについては、ご注文時に指示いただければ、取り付けてお渡しいたしますのでご連絡ください。リングタイプの波紋については表面積が小さいため、強い風が吹いてもほとんど揺れませんが、ご心配であれば必要寸法より長い鎖樋を用意して、地面に垂らしておけば振れ止めの効果があります。

なお、「お役立ち情報」ページの中にも鎖樋の足元の納めかたについての記載がございます。

Q 9.鎖樋を個人で取り付けることは可能でしょうか?

弊社で販売している鎖樋の「波紋」や「水雲」や「網代」タイプの鎖樋については、取り付け方法がそれほど難しいものではありませんので、既存で鎖樋がついているものを交換する程度でしたら対応可能かと思われます。詳しくは鎖樋の取り付け方法に記載してありますので、ご自身で取り付け可能かどうか判断して行ってください。ただし、基本的には高所での作業となり危険ですので、屋根工事を専門としておられる業者の方にお任せする方法を強くお勧めいたします。
また、竪樋がパイプで下に流している箇所でも鎖樋に変更は可能ですが、金属の加工が必要となりますので、こちらも屋根工事を専門としておられる業者の方にお問い合わせの上、取り付けをお願いいたします。

Q 10.雨水が鎖樋を流れる時に水の音はうるさくありませんか?

さらさらと水が流れる音はありますが、不快になるほどの音が響くことはありません。

Q 11.風が強い時、風切音で音はうるさくありませんか?

弊社でも実際に建物自体に鎖樋を取り付けて確認しておりますが、音が鳴ることはほとんどありません。

Q 12.風が強いとき、鎖樋が振れて建物を壊しませんか?

台風などの強い風に煽られて壁面に当たってしまうことや鎖樋自体の破損を防ぐため、鎖樋の下端部の固定を行っていただくよう推奨しております。地面にアンカーを打ち込んで固定したり、下の構造物と針金やワイヤーなどで結びつけたり、鎖樋専用のオモリをご利用いただくことで鎖樋が振れるのを防ぐことができます。

Q 13.鎖樋を海外の友人が欲しいとのことですが、海外発送できますか?

南米、アフリカを除く世界各国に発送可能です。その場合には、配送先の国名、住所、電話番号、受取人の名前をお知らせください。お支払い方法については、事前にお振り込みいただくか、海外に限りPaypalを利用したカード決済がご利用いただけます。

Q 14.雨水が鎖樋を流れる際、バラけず綺麗に雨水を地面へ導けますか?

カップ状の鎖樋については、ある程度まとめて雨水を地面まで導くことができます。ただし風が強いときや雨水が非常に多く流れている時には、多少飛び散ることがあります。リングが組み合わさった形の波紋タイプの鎖樋は、基本的にはあまり水が鎖樋自体に伝わること無く、風の影響も受けやすいので、水の飛散が気になる場所での使用はお勧めしておりません。

Q 15.三階から鎖樋を吊るしたいのですが、長さの指定はできますか?

弊社で販売している全ての鎖樋は長さの変更が可能です。ご注文の際には必要な長さを指定してご注文ください。なお、ご注文時には長さがわかるようにご連絡をお願いします。フォームでのご注文の場合には、通信欄に長さの指定を、エクセルの専用フォーマットやメールでのご注文の場合には、お客様記入欄に長さを記載してください。ただし、長さに比例して価格が変わります。

Q 16.寒冷地で樋が凍ることがありますが、鎖樋は大丈夫ですか?

北陸や東北、北海道ではつらら状に鎖樋が凍りつくことがありますが、特に破損してしまうなどの被害例は今までご連絡いただいたことはありません。ただし、氷により重量が増す可能性があります。鎖樋の破損は無いと思われますが、荷重がかかる軒樋や接続部の補強は必要に応じて対応お願いします。

Q 17.鎖樋の重さはどのくらいですか?軒樋に直接吊るして大丈夫でしょうか?

おおよそ、標準的な長さの2.7mで2Kg程度の重さとなります。梱包時にはおよそ2.5Kg程度となります。樋の仕様や形状にもよりますが、標準的な長さの鎖樋を吊る程度の荷重は基本的に問題ないと考えています。

Q 18.鎖樋の付属品を教えてください。

筒、竹、玉、色采、筒L、玉Lには上部の取付金具の「集水器」「吊り金具」「六角ナット」「蝶ナット」「ステンレスねじ」が付属します。これらは鎖樋の上端に取り付けた状態で納品となります。また、波紋、水雲、網代には「集水器」「吊り金具」「ステンレスワイヤー」が付属します。

Q 19.錘(おもり)の付属品を教えてください。

鎖樋と錘をセットでご購入の場合は鎖樋と接続するための専用金具をお付けいたします。