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横引きドレンと鎖樋の取り付けについて

縦引きルーフドレンと共に横引きのルーフドレンへの鎖樋の接続についてもお問合せをいただくことがあります。前の投稿とあわせて横引きドレンへの接続方法をドレンのメーカーであるカネソウ㈱様(以下、敬称略)に相談の上で取り付け方法を検討してみました。

 

横引きドレンは以下の形状のもので、縦引きのルーフドレンでは排水ができない箇所の排水に活用されます。例えばパラペットに排水管を貫通させて図のような形ではないと排水ができない場合において使われています。

 

当社の鎖樋は基本的に横引きや斜めになっている排水管には、そのままでは接続ができません。接続する場合には縦に鎖樋を垂らせるような何かしらの金具が必要となります。当社では物件にあわせた特注の金具も承っているのですが、既製品の方が実績も高く、仕上がりが綺麗でかつコストも抑えられる可能性が高いため、今回は既製品の金具を活用した取り付け方法をご説明します。

 

カネソウ㈱のシステムドレンにステンレス製のかざり枡(品番:XS-1)という製品があります。パラペットの横から突き出た塩ビ管などを隠し、竪樋と繋げる役割を持つものですが、XS-1の内部の穴へ当社のステンレス集水器を設置して鎖樋を繋げることができます。

排水管の大きさで5種類のサイズがありますが、称呼50サイズ(品番XS-1-50)に当社製のステンレス集水器が取り付け可能です。(設置のイメージは以下の写真の通り)そのため当社鎖樋の「筒」、「竹」、「玉」、「色采」、「波紋」の取り付けが可能です。

ステンレス集水器Lは称呼50サイズ(品番XS-1-50)に取り付けが難しく、称呼75サイズ(XS-1-75)に取り付けが可能です。このステンレス集水器Lに対応している鎖樋は「筒L」、「玉L」になります。ただしステンレス集水器Lのつば直径は80mmのため、称呼75サイズでは内径の穴が約Φ74mmと大きく、引っかかる部分が少し足りません。そのため、当社製の集水器L用アダプタを使い、つば部分の直径を大きくすれば設置が安定し安全にお使いいただけます。集水器L用アダプタの図面は当社サイトの図面情報にありますのであわせてご参照ください。

壁との距離について

 

横引きドレンから縦樋に繋げる形での設置の場合には、外壁と接近した鎖樋の接続が考えられます。鎖樋は構造上、強風が吹くと揺れますので接近しすぎていると外壁とぶつかることが考えられます。鎖樋自体の長さによっても変わりますが、通常は外壁と50cm以上の間隔を確保した上で下端部を固定しての設置をお勧めしております。外壁に接近しすぎていてぶつかる恐れのあるところには、特注の振れ止め金具をお使いいただくことがあります。穴に鎖樋を通して、側面からホーローセットで鎖樋をはさみこんで固定します。図面の形状になりますが、突き出しの長さを物件ごとに変えて特注製作が可能です。